HSPの人が、カウンセリングで効果をあげられる3要素とは?

HSPの生きづらさを改善するために、カウンセリングで相談をされる際に、

そのHSP資質こそが、カウンセリングに効果的に働きうる、

3つの観点について、HSPの資質の特徴から見た視点で、改めて少しお話しますね。

1)HSP資質 【感情の反応が強く、共感力が高い (Emotional Reactivity & High Empathy)】

今日は、心理療法家であり、催眠療法の分野で世界的に有名な、あのミルトンエリクソン博士(1901~1980)を師として、

博士から直接学んだ心理療法家のアメリカ人先生とお会いして、

お話を直接聴かせてもらった際のエピソード等も交えてお伝えしますね。

先生によると、カウンセリングは、相談者さんとカウンセラーとの間での、

言語(言葉で導く部分)と、非言語(言葉を超えた部分)のコミュニケーションによる、

「共鳴」(きょうめい)、これが効果を生む重要な要素の一つになります。

その前提として、相談者さんにとって、もちろんカウンセラーとの相性も大切な要素ですが、

カウンセリングの場で、この相談者とカウンセラー両者の、相互の「共鳴」(エネルギーの交わるハーモニー)には、

「共感力」は大切なキーになりえます。

「共感力」と言えば、そう、HSP(繊細さん)の資質の一つですよね。

言葉を通じての、イメージや観点の広がりと共に、言葉そのものから離れて、

時間を共有する、その「場」のエネルギーや、見えない「気」のようなものも、

「共感力」を通じ、より共鳴し合うことで、効果をよりもたらすことになりえます。

相談者さんにおいて、カウンセラーとの「共鳴」を通じて、

ご自身の中に「安心感」を醸成し、改善に向けての一歩一歩を確実に進めていくことにも繋がります。

(2)HSP資質 ささいなことや刺激を敏感に察知 【Sensitivity to Subtleties】

HSPの人は、ささいなことにも敏感に察知する「感受性」を有することで、

心理療法の一つとして、相談者さんに応じたイメージワークに有効に作用する可能性があります。

そのような療法においては、相談者さんに、イメージを捉えてもらいながら、

ご自身の気持ちや感情を感じるままに感じることを行ったりします。

そんな微妙な感覚を感じる「感受性」の高さは、そう、HSPの資質の一つですよね。

「感受性」と言えば、

私が以前から、自然からの癒し(セルフヒーリング)の目的と、自らの感受性を高める観点から行っていることとして、

自然の森の中や、神社、あるいは身近な公園等にある、木々にハグをすることがあります。

実は、このアメリカ人先生も、生まれ故郷の森の木々たちに、沢山ハグをされていたそうです。

自らを、トリーハッガー(木をハグする人)と、冗談交じりに語っていました。

また、アメリカ人気質もあってか、森の中の、動物達の声のものまねも、大変お上手でした。

時に相談者さんが、心の重荷を背負って、心が固くなっているような場合には、

その緊張をほぐし、子供の頃の遊び心を、まるで取り戻させるかのように、

笑顔で優しく、動物達の声を発してみせながら、相談者さんの緊張を解きほぐすよう、

時にそんなことも交えながら、セラピーを行っていらっしゃいました。

先生は、そうした木々、動物達、自然といった、大地のエネルギーを、

大切な「リソース」(自らを支える力)と捉え、そこからもたらせるエネルギーを大事にしていました。

これは私のお話ですが、木にハグしていると、木によって、エネルギーの質が微妙に異なっていることに気づかされます。

例えば、ある木からは、大人数の一家を支えるような、大黒柱のような「力強い男性的エネルギー」を感じたり、

別の木からは、暖かいお母さんのような、「包み込む優しいオーラ」を感じたり、

あるいは、別の木からは、どんどん成長していく、「若い男性のエネルギー」を感じたりと。

これが分かると、癒されたい時はこの木に、力強いエネルギーを受け取りたい時は、この木にハグを、なんていうことも。

話を戻りますが、そのような感受性豊かなHSPの人は、

心理療法での言葉を通じた、または言葉に頼らないワークにおいても、

自らの感性を活かして対応し、より効果を生む素養をお持ちになります。

なお、ミルトンエリクソン博士の教えを、直接受けられていたこの先生からは、

カウンセリングにおいて、「感じること」と、「バランスを取ること」の大切さを、

何度もお話されていたことは、とても印象的でした。

(3)HSP資質 深く考える探求心 【Depth of Processing】

時としてカウンセリングの場では、お悩みの根本対応において、先程の先生の言葉でお伝えすると、

相談者さんの、「心の奥底にある脆弱な部分」を、紐解きアプローチしていくことがあります。

そのような「心の奥底にある脆弱な部分」について、カウンセラーの寄り添いのもと、

相談者さん自らが、その核心に触れる上では、自分自身との繋がりが非常に大切になります。

HSPの人が、繊細な感性で自らの内面にフォーカスし、その脆弱な部分に自らアンテナを立て、

意識を向けて深く探求する過程では、

HSPのこの「深く考える探求心」の資質はプラスに働くものとなりえます。

悩みを解決したい、熱心で頑張り屋のHSPさんは、心の最もタッチ―な部分へも、

深い探求心を以って、進めていくことで、

カウンセラーの寄り添いのもと、問題の真因に関する客観的な気づきを得ながら、

よりバランスを整える改善に向かう方向に、動きがとりやすくなります。

(まとめ)

今日のお話は、いかがでしたでしょうか?

HSP資質が原因で、生きづらさを感じながらも、

本や動画等の知識だけでは、心の負担がなかなか軽くならないようでしたら、

HSP克服カウンセリングに目を向けてみて下さい。

カウンセラーに相談して頂きながら、あなたに寄り添う暖かさを感じてもらい、

客観的気づきをもたらす機会を得ながら、

心の安定とバランスを取り戻すアクションをお薦め致します。

私も、自らHSPの辛さを経験しているからこその思いとして、

HSPの方が、生きづらさを解消し、自己実現を実感しながら、

幸せな時間を多く過ごして頂けるよう、HSP克服カウンセリングを行っています。

今なら、特別価格のお試しカウンセリングで、プレゼント特典もご用意しています。

是非、お気軽に、日頃のお悩み等を一度ご相談してみて下さいね。

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